電力自由化？いったいどんな仕組みなの？わかりやすく解説します！
電力自由化という言葉を聞いたことありませんか？
聞いたことはあるけど、実際どういうものか
よく知らない方も多いのではないでしょうか？
そこで、本記事では、電力自由化の仕組みをわかりやすく解説します。
まず、電力自由化は
・2016年4月1日に全面自由化
・電力会社を自由に選べる
・供給方法は今までと変わらない
という特徴があります。
そしてこの特徴によって、私たちの暮らしにどう影響するのかというと
・電気料金が安くなる
・発電方法を選ぶことができる
・違約金が発生する場合がある
というメリットもデメリットも考えられる影響があります。
このようなことをメインに電力自由化について解説していきますので、
最後までぜひご覧ください！
電力自由化について知ることで、
あなたが引っ越ししたときなどに役に立つ知識になるでしょう。
電力自由化とは？
電力自由化とは
・2016年4月1日に全面自由化となった
ということですが、それまでは、デパートや工場などの大規模な建物から
中小規模な建物へと自由化が始まり、
現在のように家庭など全面自由化になりました。
そもそも自由化を始めた理由は、以前は電力会社が少なく、
各地域の電力会社が独占している状況だったので、
自由化することで、様々な企業が電力事業に参入し、
市場を活発にすることが目的でした。
活発になることで、消費者が
・電力会社を自由に選べるようになった
のです。
その結果、電力会社間で競争が行われ、
電気料金を抑えることにつなげることができました。
しかし、新規参入してきた会社と従来の会社で
電力の供給方法や供給量が変わってしまわないかと疑問があると思います。
しかし結論は
・供給方法は今までと変わらない
です。
携帯電話のように、会社によって基地局が異なることで、
電波の良し悪しがあるといったことはなく、
今までと変わらずに同じ送電線から電力が供給され、
安定して電気を利用できるので心配いりません！
電力自由化による暮らしの影響
続いて電力自由化による私たちの暮らしへの影響ですが、
・電気料金が安くなる
・発電方法を選ぶことができる
・違約金が発生する場合がある
大きく関係してくるのはこの３点です。
お金に関することなので、知らないうちに損してしまっている可能性があります。
なので、一つずつわかりやすく解説していきます。
・電気料金が安くなる
これは、先ほど書いた電力市場が活発になったことに関係しています。
電力市場が活発になり、多くの会社が参入してきました。
それによって、値下げ競争が始まり全体的に料金が安くなります。
電力会社的には痛手かもしれませんが、
私たち消費者にとっては嬉しいことですよね。
二つ目は
・発電方法を選ぶことができる
発電方法を選ぶとは、太陽光発電や風力など
地球に優しい発電方法を選ぶ電力会社が増えているので、
住んでいる地域に縛られることなく、
発電方法を選ぶことができるということです。
なので、電気料金が安いということも重要ですが、
環境に配慮しているかなど他の観点から
電力会社を選ぶこともできるようになりました。
三つ目は
・違約金が発生する場合がある
これは、各会社がガスやインターネットなどと
セットで販売するようなプラン型の料金形態が増えたことで、
決められた期間に契約を解除しようとすると、違約金が発生することがあります。
そのため、引っ越しをしたいタイミングで
思いがけない出費をすることがあるので、要注意です。
しかし、違約金がある代わりに契約中は割安なプランが多いので、
悪いことばかりではありませんよ。
まとめ
本記事では、電力自由化とは何かと、
私たちの暮らしに与える影響について解説しました。
ポイントは、
・電力会社を自由に選べるようになった
が
・供給方法は今までと変わらない
ということでした。
私たちの暮らしに影響するのは
・電気料金が安くなる
というのが一番のポイントです。
しかし、思わぬところで損したり困ったりすることがあるので、
しっかりと調べて理解しておきましょう。
