野菜の値段ってどうやって決めているの?
野菜の値段って季節や時期によって変わりますよね。
そんなときに値段ってどういう風に決めているんだろう?
と考えたことはありませんか?
本記事では、
・野菜の値段を決める仕組み
・値段が変わる理由
についてお話しします。
まず、
・野菜の値段を決める仕組み
ですが、野菜は基本的には「中央卸市場」
というところに運ばれて、様々な方法によって値段設定がされています。
そして、
・値段が変わる理由
については、
・天候
・需要
の2点が最大の理由とされています。
このように、
野菜の値段を決める仕組みと値段が変わる理由が分かれば、
スーパーに行く前になんとなくでも、今日の野菜の値段を把握できるので、
あまり損することなく買い物ができるようになりますよ。
野菜の値段を決める仕組み
まず、
・野菜の値段を決める仕組み
ですが、野菜は
基本的に「中央卸市場」というところで値段が決められています。
そこで、
・せり
・入札
・相対
という3つの方法で値段が決められます。
・せり
とは、よく魚市場などで耳にしますが、
野菜も同様の方法を行っています。
市場に来た野菜はまだ、値段が決まっていません。
そのため、市場の人と八百屋さんなどの
野菜を買いたい人たちが集まり、値段を決めます。
そしてオークションのように
その中で最高値を付けた人に売る取引方法です。
・入札
買いたい人が、紙に値段を記入し、
一番高い値段を付けた人がその野菜を買うことができるという方法です。
・相対
市場の人(卸業者)と買いたい人が
1対1で値段と数量を交渉し、買う方法です。
せりや入札と異なり、信頼関係などがあればお得になることもあります。
このような方法で野菜の値段が決められているので、
日々値段が変わることにも納得できたのではないでしょうか。
また、例外として、農家さんが直接販売する直販という方法があります。
これは、農家さんが卸業者を介さずに直接販売するので、
安いものが多いですが、畑の少ない都会ではあまり見ることがないのが残念です…
値段が変わる理由
続いて、野菜の値段が変わる理由について、お話しします。
野菜の値段が変わる理由には2点あり、
・天候
・需要
です。
まず、
・天候
ですが、これはあなたもなんとなくイメージできるでしょう。
雨が多いことや、台風によって大規模な被害が出てしまった。
はたまた、日照り続きで枯れてしまったなど
天候を理由に野菜生産量が減ることがあります。
そのため、
野菜一つ一つが貴重になり、値段が上がってしまします。
また近年では、地震の影響で値段が上がることもありました。
二つ目が
・需要
ですが、例えばコロナウイルスによって、
国民の健康意識が高まり、野菜を多く摂るようになると、
需要が上がるので値段も高くなります。
また、
前述した天候が理由で、
生産量が減少したのに買いたい人が多いと
自然と値段は高くなります。
このように、需要と供給のバランスが日々変化していため、
他の加工食品のように同じ価格で売ることができません。
なので、
あなたも野菜を買うときには、
最近天候が悪いからあの野菜は高いかもしれない。
ニュースで生産量が今年は少ないと言っていたから、
高いかもしれないなど、ある程度予測しましょう。
予測することで、不用意に高い野菜を買うことなく
食費を節約できますよ!
まとめ
本記事では、
・野菜の値段を決める仕組み
・値段が変わる理由
についてお話してきました。
・野菜の値段を決める仕組み
は基本的には、「中央卸市場」で
せり、入札、相対
という方法で値段が決められていました。
また、
・値段が変わる理由
は、
・天候
・需要
の2点が理由でした。
天候が悪いと、生産量が減り値段が上がるということと
需要が増えると、自然と値段が高くなるということでした。
本記事を参考に野菜の値段について興味を持ってもらえたら嬉しいです。