トランスジェンダーとは?簡単に解説!!【セクシャルマイノリティも!】
セクマイとかLGBTとか言葉は知ってるけど理解まで至ってない
人も多いはずです。
今回は何となく知っている気になっているこの言葉を
深掘りしてみましょう!
まずは、それぞれの言葉の意味を見て行くとしましょうか。
セクマイと略して呼ばれますがセクシャルマイノリティが
正式な言葉になります。
その人が持つ性のあり方が多数派とは異なり、性的少数派で
ある事を意味します。
LGBTは以下の言葉の頭文字をとった単語となります。
「レズビアン、女性同性愛者」
「ゲイ、男性同性愛者」
「バイセクシュアル、両性愛者」
「トランスジェンダー、性別越境者」
なんとなくイメージ出来るのですがトランスジェンダーが
聞きなれない言葉です。
トランスジェンダーについて考えてみました。
そもそもトランスジェンダーとは?
性自認(こころの性)と身体的性(からだの性)という2つの要素、
これらが一致していない人を言います。
性自認とは、自分で認識している性のことです。
見た目は女性でも自分の認識が男性なら性自認は男性となります。
逆に女性と考える人や中性や無性と考える人もいます。
身体的性とは、戸籍上の性別として説明されていますが
男性ならこういう体の造りで、女性ならこうと分類されています。
妊娠後の検診で先生が男の子ですね、女の子ですねと判断する
外性器の形状を言うようですが新生児の2000人に1人位の割合で
男の子、女の子どちらともとれない形状で生まれたりもするようです。
見た目だけでなく性染色体なども違う場合もあり、調べてから判明したり
成長してから変化が出てきたり、生涯気付かないケースもあるようです。
このように性自認と身体的性が一致していない方全般を表す
言葉になります。
性同一性障害と同じ意味合いで捉えている人も多いようですが
まったく違った内容でしたね。
最近ではドラマや映画、ドキュメンタリーなどでトランスジェンダーな
人や有名人も特集されたりで目にする事がありますが
トランスジェンダーと一口で言っても色々なケースがあるんですね。
では、セクシャルマイノリティは?
性のあり方が多数派とは異なり、性的少数派を意味する言葉です。
性別二元論ともいわれますが、性別と言えば男性と女性という
二つの性だけで分類されますが、この分類に当てはまらない方の
総称としてセクシャルマイノリティと言う言葉があります。
セクマイの定義として4つの要素があるようです。
身体的な性
トランスジェンダーでも説明しましたが、性染色体や外性器
性ホルモンなど学術的に見て男性か女性と考えますが
男性として誕生したものの内性器として卵巣があるなど
様々なケースがあるようです。
こちらもトランスジェンダーでも説明しましたが、自分が
どんな性別で認識しているかと言うことです。
女性なのか男性なのか、どちらでもないのか、現在迷っている
方なども含まれます。
性的指向とはどんな性を好きになるのかと言う要素です。
異性が好きなのか同姓が好きなのかと言う気持ちの部分です。
性表現
性表現とは、自分がそうありたいと思う性の事です。
男性でもスカートを履いたり、お化粧をしたり
女性でも男言葉を好んで使ったりと周りの人に対し
自分をどう表現したいかを表す表現です。
セクマイ=LGBTなどと説明されるケースもありますが
まったく別物でセクマイの中で分類された一つがLGBTです。
セクマイには他にも多くの種類があります。
例えばXジェンダーと言うものは自分の性が男性、女性以外に
無性、中性や両性、不定性と思っているとか
ノンセクシュアルなどは、異性に恋愛感情は抱くものの
性的欲求は抱かないというものです。
この他にも、様々な種類があるようです。
まとめ
海外では理解が進んでいる性問題ですが、残念ながら日本では
まだまだ理解不足が現状です。
芸能人などでも自身の気持ちや感情を前面に出して
認められている人も多くいます。
しかし、多くの人は自身を取り巻く環境から自分を表現出来ず
悩み苦しんでいるのが現状です。
知らない、関係ないではなく、もっと理解を深める姿勢が
より大切となっていくことでしょう!