油性ペンの落とし方!時間がたった服や床、肌に付いたものも落とす方法を一挙公開!!

元気いっぱいの子供たちが学校の授業などで油性ペンを使用したり、

持ち物などに名前を書いていたら、

手が滑ってペンを落として服が汚れてしまったといった経験

一度は誰しもがあるのではないでしょうか。

そもそも、油性ペンの特徴的な性質として落ちにくく、

普通に洗濯をするくらいでは簡単には落ちません。

私も気づかないうちに、

ポケットの中でペンの蓋が外れて服が真っ黒になっていて驚いたことがあります。

なかなか油性ペンの汚れは落ちない！と有名ですが、

最近ではやり方次第で油性ペンの汚れを落とせる方法があるそうです！

ここでは、その方法や昔ついてしまった油性ペンの

汚れの落とし方についても解説していきます。

油性ペンを落とすなら素材によって方法が違う！

油性ペンがなかなか落ちづらい理由は、

油分が含まれている溶剤にインクを混ぜて作っているということがあります。

加えて、樹脂が含まれており、

耐久性を保つ要素があることも落ちにくい理由の一つです。

ちなみに、水性ペンは水にインクを混ぜているので水に溶けやすく、

汚れも落ちやすい傾向にあります。

このように一度ついた汚れやインクは落ちづらい油性ペンですが、素材次第では落としやすいものも実はあるのです！！では、素材について確認していきましょう！！

• 洋服には無水エタノールや除光液！

洋服などの衣類には無水エタノールや除光液を使用することで落ちます。

エタノールの性質として水や油に混ざりやすいといった特徴があるため

消毒の他にも汚れが落ちるといった効果があります。

油性ペンがついてしまった服の裏側に布を当てます。

そこに、無水エタノール（なければ除光液）をたらし、

上からまた布を当ててトントントンと叩いてみましょう。

これを繰り返し、汚れた部分を石鹸で揉み洗いして落とします。

大方の汚れが取れたら、普段同様に洗濯をします。

• 壁・床にも無水エタノール！

壁や床の汚れを落とす際も無水エタノールがもってこいです！

やり方も簡単で、布や綿などに無水エタノールを染み込ませます。

それを汚れている部分に軽く押すことで、アルコールによって汚れが浮きます。

乾いているタオルをそこに押し付けながら汚れを取りましょう。

また、壁紙などのデコボコしている部分で取りづらい場合には

綿棒を使うと落ちやすいですよ！

ポイントとしては、この時にタオルは押し当てるだけにして、

間違ってもこすらないようにすることです。

タオルでこすると、余計に汚れが広がり逆効果になりますので注意しましょう。

• ガラスやプラスチックも無水エタノール！

ガラスやプラスチックの汚れを落とす際も無水エタノールが有効的です。

やり方は壁や床と同じです。

汚れてから時間が経過しているときは、

プラスチック消しゴムも効果があります。

汚れた部分に対して擦ることで、

消しゴムのカスと一緒に汚れも取れるのです。

• エタノールや除光液がないときの代用品

無水エタノールや除光液がない場合は、

マーガリンやバター、サラダ油などで落とすことも出来ます。

布にバター（もしくはマーガリン）をつけ、汚れにこすります。

その後中性洗剤をつけて拭き取ります。

これは「油汚れは油で落とす」といった基本原理になりますね。

他にも、重曹や歯磨き粉でも汚れは落ちるのですが、

研磨剤などで肌が荒れてしまう危険性がありますので

使用する際には注意してください！

汚れを落とした後は、

必ずハンドクリームをしっかりと塗ってケアすることも忘れずに！

• 手や皮膚についたときは石鹸で落ちる！

手や皮膚に油性ペンがついた際は石鹸で洗えば落ちます。

その日は落ちずに残ってしまった場合でも、

何日か時間が経過すれば自然とその汚れは消えます。

しかし、顔など目立つ場所についてしまった時は落ちるまで待つのも難しいですよね。

そう言ったときは、「ハンドクリーム」や「日焼け止め」を使用すると落ちます。

まずは、落としたい部分に塗り込み、マッサージをするように優しく落としましょう。

日焼け止めやハンドクリームには、油が含まれているため、

肌に馴染ませることで油性ペンの汚れを落とすことが可能になるのです。

古～い油性ペン汚れは落ちない?一発で落とすマル秘テク☆

時間が経った油性ペンの汚れってもう落ちないでしょ？

と諦めて放置したり、捨てたりしていませんか？

衣類の繊維まで油性ペンのインクが染みこんでしまっていたりすると、

難しい場合もあるのですが、モノや素材によってはもしかしたら落ちるかもしれない

場合があるので是非試してみて下さい！！

衣類の場合

汚れ全体を、クレンジングオイル

（なければアルコール・ベンジンなどでも代用可）で叩きます。

この時に、必ず当て布をして汚れが広がらないようにすることが大切です。

食器用洗剤か洗濯用洗剤を水で薄めた液で叩きます。

ぬるま湯で汚れている部分だけを揉み洗いします。

終わったら同様に洗濯をします。

洋服の繊維に油性ペンが完璧に染み込んでしまっていると

落とすのはかなり難しいですよね。

時間が結構経っていて衣類に汚れが染み込んでしまっていると、

クレンジングオイルだけではキレイに落とすのは難しいかもしれません。

そのような時は、しつこい汚れにも有効的なシンナーやベンジン

を使ってみてはいかがでしょうか？

ただ、シンナーやベンジンは強烈な薬品ですので

取り扱いには十分に注意してください！

また、この方法を試す際は、しっかりと換気行うようにして

気分が悪くならないように注意してくださいね！

他にも、ナイロン製のもの（カッパなど）に油性ペンが着いてしまった際は、

消毒用のエタノールが有効的です。

クレンジングオイルの時と同じように、

汚れている部分の裏側に当て布や汚れてもいいタオルを敷きます。

汚れている部分に消毒用のエタノールを染み込ませると、

しばらくして汚れが徐々に浮いてきます。

消毒用のエタノールをしっかりと洗い流してから通常と同様に洗濯をしましょう。

この方法でも油性ペンを落とせるのですが、

広範囲に油性ペンがついてしまっていると汚れが広がってしまう可能性があります。

・テーブルや壁・床など

テーブルや壁、床などについてしまった油性ペンの汚れ落としには

メラミンスポンジが効果的です！

メラミンスポンジは、

激落ち君という名前で100円ショップやドラッグストアで販売されています。

こんな感じ↓

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水を含ませて擦るだけでもかなり落ちますが、

それでも落ちない場合には除光液や無水エタノールを

メラミンスポンジに吸い込ませて擦ると落ちやすくなります。

油性ペンの落とし方のまとめ

上記のように、誰しもが一度は経験のある油性ペンでの汚れも、

対処の方法次第では落とせる場合もあります。

素材によっては落とし方も異なりますが、

衣類や壁、床などには無水エタノールが有効的だということが分かりました。

古い汚れに関してはクレンジングオイルやシンナーがおすすめです！

ご自身でやってもダメな場合はクリーニング屋に相談するというのも手ですが、

まずは落ちそうな方法で実践してみてはいかがでしょうか。