クラウドファンディングってそもそも上手くいった事のある具体例ってあるの？
今は資金の集め方にも様々な方法がありますよね。
昔は銀行の融資が一般的ではありましたが、資金の集め方の多様化により、
企業などのやりたいこともやりやすくなりました。
そんな資金の集め方で、最近よく聞くのがクラウドファンディングですよね。
クラウドファンディングとはネット上で出資者を集めることで資金を集め、
報酬として何かしらのリターンを返すというものです。
なんとなく聞いたことがクラウドファンディングですが、
実際うまくいった具体例はあるのでしょうか？
またトラブルなどは発生してはいないのでしょうか？
ここではそんなクラウドファンディングについて解説をしていきます。
クラウドファンディングの購入型を活用した成功例
クラウドファンディングですが、主には購入型と寄付型の2つの種類があります。
購入型とは出資をすることでリターンを求めるクラウドファンディングです。
一方寄付型の場合は、その名の通りリターンを求めない出資になります。
一般的なクラウドファンディングとは購入型を指し、
ここではこの購入型のクラウドファンディングを説明したいと思います。
なんとなく聞いたことがあるクラウドファンディングですが、
実際購入型を活用した成功例はあるのでしょうか？
結論から言えば、あります。
購入型のクラウドファンディングを活用した成功例としては、以下のことが挙げられます。
2016年に公開をされ、異例のロングランを話題を呼んだ映画「この世界の片隅に」ですが、
実はこの制作資金はクラウドファンディングによって募集をされました。
映画監督とプロデューサーによって募集をされたクラウドファンディングでは、
多くの人が出資をして最終的には3900万円もの資金を集めて見事公開。
そして大ヒットにつなげることができました。
何かと話題になることの多いキングコング西野さんの絵本、
えんとつ町のプペルですが、こちらもクラウドファンディングによって資金調達がされました。
西野さん自らが募集をかけ目標金額180万円のところを、
6200人の人から4600万円以上の資金を集めました。
このようにクラウドファンディングですが、
私たちの耳にしたことがある作品にも関わっています。
もちろんこれ以外にも個人の挑戦への資金や、開業資金、地域再生プロジェクトなど、
クラウドファンディングの種類は多岐に渡ります。
気になる方は一度調べてみてくださいね。
一方でこんなトラブルも…
しかし、このように誰しもが資金調達をしやすいクラウドファンディングですが、
トラブルも起きているのが事実です。
クラウドファンディングのトラブルとしては以下のようなことが挙げられます。
・資金調達の失敗
クラウドファンディングはもちろん資金調達の失敗の可能性もあります。
なので募集者はクラウドファンディングありきで
計画を建てると破綻する可能性が高いです。
・リターンの不備
購入型クラウドファンディングは成功をしたら、
しっかりリターンをしなければなりません。
このリターンが期間内に届かなかったり、
告知されているものと違うなどのトラブルも発生しています。
・詐欺
まだクラウドファンディングとしてしっかり成功させようという良いですが、
資金だけを騙しとる詐欺の可能性もあります。
お金を集めるだけ集めて、集めた会社が計画倒産をするというトラブルも実際起きています。
このようにクラウドファンディングは資金調達のハードルが低い分、
募集者の情報はしっかりと見定めなければなりません。
まとめ
クラウドファンディングは近年注目されている資金調達の方法であり、
様々な成功例があります。
誰しも気軽に企業やアイデアを実現できるので、
今後もさらに規模は大きくなっていくでしょう。
しかし、誰しもができることからトラブルも発生しているのも事実です。
ぜひクラウドファンディングを利用する際には、
そのようなトラブルには気をつけた上で利用してくださいね！
