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マイクロプラスチック問題はレジ袋じゃない!?あなたの今着てる服も実は…

 

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今環境問題が世界的に大きく取り上げれています。

 

ガソリン車規制や再生エネルギーなど、新たな取り組みも行われていますが、

特に私たちの生活に大きく直結したのはレジ袋ですよね。

 

 

今まで無料だったレジ袋が有料にすることで、環境問題の改善に取り組む狙いがありますが、

実際これが環境改善につながっているかは疑問が大きいです。

 

そして製品に含まれている微細なプラスチックによる影響を、

マイクロプラスチック問題と言いますが、

これは何もレジ袋だけの問題ではありません。

 

私たちが普段着ている洋服にも大きな影響があります。

 

ここではそんなマイクロプラスチック問題や、化学繊維について解説をしていきます!

 

化学繊維もプラスチック。レジ袋より問題ではないか?

 

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私たちが普段着ている服ですが、様々な素材からできていますよね。

 

天然素材の綿や麻などの服もありますが、

ポリエステルやナイロンなどの素材からできているものもあります。

 

天然素材というのは自然由来の原料となっていますが、

ポリエステルなどは明らかに人工的に作られた化学繊維ですよね。

 

この化学繊維ですがマイクロプラスチックを多く含んでいます。

 

プラスチックというと割と硬いイメージがあるかもしれませんが、

そんなことはありません。

 

加工次第では様々な形状で使うことができ、

普段私たちが使っている製品のほとんどに、

何かしらのプラスチックが使われていると思っても良いです。

 

そしてポリエステルやナイロンなどの素材にも

このプラスチックが含まれており、実は環境的にも問題になっています。

 

化学繊維の服は捨てずにいたり、

古着に出すから別にいいじゃんと思うかもしれません。

 

しかし、化学繊維の服を洗濯するだけでも、

服の中のマイクロプラスチックは海へ流れていきます。

 

そしてこの海に流れ出たマイクロプラスチックを生物が食べてしまい、

環境破壊や、生物の絶滅につながる恐れもあります。

 

普段私たちが何気なく使っている化学繊維がこのような影響を及ぼすのですね。

 

またマイクロプラスチックが使われている服を買わなければいい

と思うかもしれませんが、洋服というのは

実はものすごく大量に作られています。

 

洋服は年間28億着も作られているとされ、

そしてその半数が余剰在庫として残されたり、

そのまま焼却処分をされます。

 

焼却処分をするだけでもコストはかかりますし、

何より化学繊維を燃やすことで環境汚染にもつながります。

 

このようにレジ袋以上に化学繊維というのも実は環境に密接した問題となっています。

 

だからとって全て天然素材にすれば問題解決ではない

 

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このように、化学繊維によるマイクロプラスチックが問題だったら、

全て天然素材にすればいいと思うかもしれません。

 

しかし、実際そんな簡単なものではありません。

 

仮に全てを天然素材にしたら、

確かにマイクロプラスチックは大きく減少するでしょう。

 

ただそれ以外にももちろんマイクロプラスチックは存在します。

 

そして、天然素材は有限であり、

全てを天然素材にしたらとても生産は追いつきません。

 

化学繊維を使うことで大量生産が可能であり、

安価で私たちが服やプラスチック製品を買うことができるのです。

 

環境問題を改善しようとして、私たちの生活が貧しくなってしまったら、

それはそれで意味がないですよね。

 

このように環境問題と生活というのは非常に難しいバランスで成り立っています

 

なので今私たちがやれることは、

自分たちができる範囲で環境問題に取り組むことです。

 

ゴミを出さない、リサイクルに協力をする、このような基本的なことでOKです。

 

そうして少しずつ世界が環境問題に取り組んでいくようになれば良いですね。

 

まとめ

 

環境への取り組みとしてレジ袋が有料になりましたが、

それ以上に化学繊維のマイクロプラスチックは環境に影響を与えます。

 

しかしだからと言って、全てを天然素材にすることは

現実的に考えて困難と言えるでしょう。

 

環境問題は私たちが日常的に取り組みことで少しずつ改善させるしかありません。

 

今より少しでも構わないので、環境問題へ関心を持ってはいかがでしょうか?

 

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