台風が多すぎる！特に夏と秋に台風が多い原因とは
日本って台風が多いですよね。
なぜこんなにも多いのでしょうか？
本記事では、
・なぜ台風が発生するのか
ということと
・夏と秋に台風が多いわけ
について解説していきます。
台風のせいで予定していたことができなくなっちゃった…。
そういえはなんで台風なんて発生するんだ?と
思った方は是非読んでみてください！
まず、
・なぜ台風が発生するのか
ということですが、台風の発生条件には
・太陽による十分な熱エネルギー
・海面の温度が高い
という2点が欠かせません。
その2点の条件をクリアしていると、
海面からの上昇気流によって熱帯低気圧が生まれ、
それが威力を増すと台風となります。
また、
・夏と秋に台風が多いわけ
ですが、
・太平洋高気圧が弱まること
・他の季節に比べ、海水温度が高いこと
が原因です。
このように台風の発生原因や
夏や秋に多い理由について詳しく解説していきますので、
是非、最後まで読んでください！
なぜ台風が発生するのか
なぜ台風が発生するのかについて詳しく解説していきます。
台風が発生する条件として
・太陽による十分な熱エネルギー
・海面の温度が高い
という2つの条件があります。
一つ目の
・太陽による十分な熱エネルギー
とは、夏は一番暑いので熱エネルギーも高いですよね。
その熱エネルギーによって海水が蒸発し、
蒸発した海水が水蒸気となって
空に上昇して上昇気流が生まれます。
この状態を低気圧と言い、
台風の元となる熱帯で生まれた低気圧なので
熱帯低気圧と呼ばれます。
そして、上昇した水蒸気が上空で冷やされ、大きな積乱雲を作ります。
その積乱雲が地球の自転によって渦を作り、
風の強さが秒速17.2メートル以上になると台風になります。
また、台風は大量の雨や風といったエネルギーを放出しています。
そこで二つ目の
・海面の温度が高いこと
によって、
台風は放出したエネルギーを補充できるので、
日本に来るまでに低気圧にならずに、
台風としての勢力を保っています。
しかし、陸地ではエネルギーを補充できないので、
日本に上陸すると勢力が弱くなります。
一例として大型の台風が来るから注意しなきゃと身構えていたのに
上陸したらみるみるうちに弱くなってきたので、
「なんだ、気を付けるほどじゃなかったか。」
となる時がまさにそれです。
夏と秋に台風が多いわけ
そんな台風ですが、なぜ夏や秋ごろに多いのでしょうか？
それは
・太平洋高気圧が弱まること
が一つの原因です。
台風の進路の前提として、
台風は低気圧のため、高気圧の間を進んでいく性質があります。
そのため、
夏は日本列島を太平洋高気圧が覆っているため、
台風は日本を避けるように進んでいきます。
しかし、
秋ごろになると太平洋高気圧が弱くなり、
日本を通過するような進路をとります。
よって、
秋ごろになると台風が多いなと感じてしまします。
また、
・他の季節に比べ、海水温度が高いこと
によって、海水が蒸発しやすくなることも原因の一つです。
夏や秋は日本付近の海水温度が高いことで、
容易に水蒸気が発生し、上昇気流となり、
結果、台風を作り、その勢力を維持したまま日本に上陸することが原因です。
まとめ
本記事では、
・台風がなぜできるのか
・夏と秋に台風が多いわけ
について解説しました。
なぜ台風ができるのかというと
・太陽による十分な熱エネルギー
・海面の温度が高い
という条件で、上昇気流が発生し、低気圧を作って
台風になるということでした。
また、
夏と秋に台風が多い理由は、
・太平洋高気圧が弱まること
・他の季節に比べ、海水温度が高いこと
でした。
太平洋高気圧が弱くなることで、
日本列島が台風の通路となり、上陸が増えることと
海水温度が高いことで、
台風のエネルギーが減らずに勢力を維持したまま日本まで来れるのが理由でした。
そのため、本記事を参考に
台風の発生について知ることで、
天気図からそろそろ台風がきそうだから予定を立て直そうかな、
などの対策をして台風に左右されないように過ごしてください！
以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。
