飲食でのバイトテロ!どうやって防げばいい?
近年、インターネットの発達によってSNSでの拡散力
は大きな影響を及ぼす恐れがあります。
最近はメディアでも大きく取り上げられることが多くなってきてい
る飲食のバイトテロですが、発生を防ぐためにはどういった
対策や起こさないための手段はあるのでしょうか。
今回は、どの飲食業界でも起こりうる対策が難しいバイトテロ
手立てを考えてみました。
「こんなこと当たり前だから教えるまでもない」は職務放棄!
業務内容によっては、「わざわざこんなことまで教えなくても分かるよね。」
と接しながら新人に対応する企業もあります。
新人を教える立場になった以上は、業務内のことは教えるという義務が生
じてきます。
自分にとっての当たり前は、相手にとっての当たり前とは全く異
なる可能性もあります。
未経験者の新人であれば、なおさらですよね。
教える立場の方が、その「当たり前」を教えなかったら、
その新人も永遠に分からないままとなってしまいます。
そうした従業員間での積み重なりがバイトテロにまで発展する場合もあるのです。
現在は個人でも気軽にネット投稿ができるので、
業務中でのバイトテロ行為が出来てしまうこと
をあらかじめ(←当たり前だからと言って教えないはダメ!)
研修等に伝えることも必要になってきます。
従業員には、SNSやインターネットを通じてのリスクの重大さをしっかり
理解させ、「自分ごと」として感じさせることが、よりリスクの重大性認
識します。
現在では、従業員の意識を向上させるための、不適切な投稿をした場合に
おける被害を個人レベルで考えられる擬似体験を通してSNSを個人利用し
た場合、炎上した後の事態を実感させる教育プログラムもあります。
特に、ニュースでバイトテロ行為のある内容が取り上げられた場合には
朝礼の時間に、バイトテロの報道を事例、原因を交えて意識させるため
促す環境をつくることもいいでしょう。
企業の内部データ、情報、投稿など従業員はどれだけ自分ごとにリスクを考えら
れているのか、常に認識させるところから始めていきましょう。
SNSでの発言の仕方の例をNG例を用いて明文化する!
指導や、研修等でバイトテロに関する教育プログラムを履修した後は、
NG例等を用いて明文化すると良いでしょう。
SNSを利用した場合に使う文章を炎上した事例の文言を取り上げて、
具体性のある炎上内容を書くことでより、危機感を
覚え、事前に防ぐこともできます。
明確に、こういった文章を書くとなぜNGなのかを記載すると、
はっきりと伝わりますよね。
人は、どうしても忘れる生き物ですので、研修内容や言葉で伝えて
その時は意識してくれても、時間が経つにつれ重大性も薄くなります。
大事なのは、バイトテロのリスクの重大さを常に危機感として従業員
一人一人が持っておく環境作りです。
明文化のツールは、色々あると思いますが、
従業員の目の届く場でなければ明文化の意味がありません。
従業員のみんながよく集まる場所、
例えば更衣室や厨房の出入り口の
ドア付近に貼っておく、
または出退勤場にも見やすい位置に置くなどをして、
常に目に入れてもらうよう明文化しておくと、
忘れずに意識を持ってくれるようになりバイトテロを防ぐことに
役立ちます。
まとめ
バイトテロは、どのようなタイミングで起きるか分からなくどの企業にも
SNSやインターネットがあり続ける限り大きな課題となっています。
バイトテロを未然に防ぐために、従業員のバイトテロへの怖さや
リスクをはっきりと認識させることの重要さにあります。
従業員一人一人の行動が、企業の信頼を著しく損なうような行為に繋がらないようにするにはこの事を常に周知しなければなりません。
そしていつ起きても適切な対応ができるよう、万が一のことも踏まえ発生した場合の
流れや事後のことも考えて対策準備をしておきたいものですね。