アメリカで警官の誤射多発が問題に!発砲事件の原因は?
アメリカで、警察官による拳銃誤射が問題になっています。
つい先日も、黒人男性が誤射で射殺される事件がおきました。
その事件は、2021年4月11日に発生しました。
ミネソタ州で、黒人男性が女性警察官に射殺されています。
逮捕状が出ていた黒人男性の拘束時に、誤射が起こりました。
テーザー銃で拘束するつもりが、実弾を発砲したとのことです。
間違えて、実弾入りの拳銃を使用したという事件でした。
誤射された男性は、その場で死亡してしまったとのことです。
テーザー銃とは、殺傷能力の低いスタンガン式の拳銃です。
拘束時に、抵抗や逃走を防ぐ目的で使用されるものになります。
テーザー銃を使うつもりが、焦りから間違えたのでしょう。
「男性を撃ってしまった」という女性警官の声も確認されています。
上記は、あくまでアメリカで起こっている誤射の一例です。
アメリカでは誤射が問題になっており、解決が望まれています。
誤射以外に、アメリカでは人種的な理由の発砲事件もあり
先ほど紹介した事件は、実弾入りの拳銃を誤射した事件です。
他にも、アメリカでは警官の発砲事件が問題になっています。
2020年8月、黒人男性が白人警官に撃たれる事件が発生しました。
男性が車に乗り込もうとした際、背後から発砲されました。
複数回にわたって、発砲されたとのことです。
この事件によって、人種差別への抗議活動が拡大しました。
SNSによって事件動画が拡散され、抗議の声が強まりました。
抗議活動の結果、警官との衝突や放火事件が起きています。
様々な人種がいるアメリカでは、差別問題も少なくないです。
差別意識が原因となって引き起こされる事件もあります。
銃が普及しているアメリカでは、このことも問題視されています。
これまでも、白人警官が黒人男性に危害を加える事件が起きています。
中には、死亡事件につながるケースもありました。
多様な人種が暮らしているからこそ、差別は解決すべき課題です。
銃社会のアメリカで行われている銃規制とその実態とは?
人種差別と相まって、拳銃の普及が問題となっています。
アメリカから、拳銃がなくなることはあるのでしょうか?
結論から言うと、拳銃を完全になくすことは難しいです。
そのため所持禁止ではなく、銃規制の強化が検討されています。
銃規制に関しては、アメリカでも議論が続いています。
最近だと、バイデン大統領も銃規制についてコメントしています。
一例として、銃購入者の身元調査を強化する方針とのことです。
未登録の拳銃を減らし、管理を強めるのが目的だそうです。
他にも様々な議論がありますが、抜本的な改革はまだありません。
アメリカの銃規制の確立には、まだまだ時間が掛かりそうです。
まとめ「アメリカの警官による拳銃誤射とその理由」
ここまで、拳銃の誤射やその原因などをお話しました。
まとめると、以下のようになります。
・アメリカで警察官の拳銃誤射が多発している。
・最近だとミネソタ州で女性警官の誤射事件が発生した。
・人種差別が原因の発砲時間も問題になっている。
・アメリカでは、拳銃所持が憲法で認められている。
・銃規制の議論が行われているが、改革には至っていない。
発砲事件が問題視されつつも、抜本的な解決は難しい状況です。
人種差別が引き金の場合もあり、短期的な改善は難しいでしょう。
大統領令などを活用し、銃規制は進展が望まれます。
自由ながらも、安心安全に暮らせる国になってほしいですね!